@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001442, author = {李, 艶 and 辻川, 詩織 and Li , Yan and tsuzikawa , Shiori}, issue = {30}, journal = {聖泉論叢, THE SEISEN REVIEW}, month = {}, note = {人はストレスを感じる状況に陥ったとき、それを乗り越えるために様々な行動を起こす。失恋を経験するとき、大きなストレスを抱えるに違いない。本研究では、大学生の失恋という特定の状況において行われるコーピングに着目し、恋人分離不安と失恋コーピングの関連について研究する。恋人分離不安とは、恋人と別れてしまうのではないかという不安や、恋人に求める気持ち、思いや欲求のことである。これは若者の恋愛関係でよく使われる「依存」と似たような意味を持つ。  本研究の目的は、恋人分離不安と失恋コーピングの関連について検討し、分離不安が高ければ特定の失恋コーピングを使用しやすいという仮説も検証する。研究は失恋経験がある学生を分析対象とし、最近経験した失恋に対するコーピング、分離不安について、質問紙による調査を実施した。調査データを多変量分析し、回帰分析の結果、恋愛分離不安得点が高いと未練、敵意、肯定的解釈・行動の失恋コーピングを使用しやすいことが分かった。また、男性は肯定的解釈・行動の失恋コーピングを使用しやすく、女性は敵意の失恋コーピングを使用しやすいという性差もみられた。研究の結果から、分離不安が高いと、失恋相手を物理的にそばにいてほしいと求めているのか、心理的にそばにいてほしいと求めているのかで使用する失恋コーピングが異なってくると考えられる。}, pages = {1--16}, title = {大学生の心理についての研究 (1) -大学生の恋愛不安-}, year = {2023}, yomi = {リ, エン and ツジカワ, シオリ} }