@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001361, author = {木村, 大樹 and Kimura, Daiki}, issue = {29}, journal = {聖泉論叢, THE SEISEN REVIEW}, month = {}, note = {臨床現場では,自閉スペクトーム症(Autism Spectrum Disorder ASD)やその傾向のある人の不安が問題になってきているが,彼らの「不安」は必ずしも不安としての特性を備えていないように思われる。神経症的な不安の特性には,(1)対象がない,(2)防衛により別のものに転換される,(3)内的葛藤から生じる,(4)破局を予期した時の反応であるという4点が挙げられ,不安とはこうした心的基盤の上に成り立つと言える。対人不安も概ね上記(1)から(4)の不安の特性を備えたものである。ASDの「不安」--特に対人不安--は,上記(4)の点で神経症性の不安と類似しているが,(1)(2)(3)の点では不安としての特性を備えていない「不安と言えない不安」である。}, pages = {67--78}, title = {不安の基盤と自閉スペクトーム症の「不安とは言えない不安」}, year = {2022}, yomi = {キムラ, ダイキ} }