@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001316, author = {谷口(藤本), 麻起子 and Taniguchi (Fujimoto), Makiko}, issue = {27}, journal = {聖泉論叢}, month = {}, note = {臨床心理士として情状鑑定を行った経験から,情状鑑定の目的,誰のための情状鑑定なのかということを検討することが本稿の目的であった。 従来の情状鑑定の目的は,適切な批刑の判断に費献する専門的資料を提供することである。しかし「なぜ事件を起こしてしまったのか」を被鑑定人自身が了解し,更生へとつなげることも重要であり,鑑定を被鑑定人のために行うことも適切であると考えられる 。実際に,心理臨床的に行われた鑑定もある。治療的アセスメントの考えに則れば,被鑑定人が主体となって鑑定を活かすという方法もあるだろう。 しかし治療的関係を持ちこみ 過ぎれば,艦定の枠になじまない弊害もあり得る。そこで十分見立てを行った上で臨床的な鑑定を行う必要があることが考えられた 。}, pages = {93--104}, title = {情状鑑定の目的とは — 誰のための情状鑑定か}, year = {2020}, yomi = {タニグチ(フジモト), マキコ} }