@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001287, author = {漆野, 裕子 and Urushino, Yuko}, journal = {聖泉看護学研究}, month = {}, note = {目的 臨地実習指導上で臨地実習指導者がどのような倫理的課題を認識しているのかを明らかにする. 方法 臨地実習指導者10名に「実習指導場面で倫理的に迷った経験や疑問に感じたこと」について半構造 化インタビューを実施し,質的帰納的に分析した. 結果 臨地実習指導者が認識している倫理的課題は,【指導者の患者・家族と学生の間での配慮】【学生に 経験をさせたいが患者に負担をかけていること】【患者と学生両者への配慮】【実習指導場面の現実と理想 との乖離】【指導者として求められている役割が十分果たせていないこと】【患者を尊重できていない学生 中心の実習態度】【学生として真摯に取り組めていない言動】【患者との間で生じた学生のつらい経験】【学 生の衝撃的な経験とその対応】【スタッフによっては学生が尊重されていないこと】【学生実習に対して指 導者としてはスタッフに気を遣うこと】【教員との意思疎通が不十分】【他職種の誠実さがない言動】のカ テゴリーで構成された. 考察 臨地実習指導者は,実習目的と実際が合わない現状で学生と受け持ち患者の間で揺れ動く気持ちが あることや,モデルとなる看護師であらねばならないという理想通りにはいかない現実に倫理的課題を感 じていることが明らかになった.}, pages = {1--10}, title = {臨地実習指導者が認識した倫理的課題}, volume = {9}, year = {2020}, yomi = {ウルシノ, ユウコ} }