@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001240, author = {中村, 美由紀}, journal = {聖泉看護学研究}, month = {}, note = {目的 産褥早期に出産体験を傾聴するバースレビューは,出産の過程での喪失体験に伴う悲嘆の表出を助け,自己肯 定感を高め,母親役割取得の一助となる.しかし,出産体験の評価は時間とともに変化するため,時期や方法をさら に検討する必要がある.育児期のバースレビューの研究の現状を明らかにし,今後の方向性を検討する. 方法 過去16年間の原著論文を対象に検索し,研究テーマに合致した7 件を,目的および結果の類似性に基づき分類・ 分析した. 結果 量的研究1 件,質的研究6 件であり,調査時期は産後1 か月までが3 件, 2 〜3 ヶ月が1 件, 1 〜3 年が3 件 であった.分類した結果は「語りの実際」と「語りの意義」,「語りの効果」であった.特に産後1 〜3 年では,ネガティ ブな内容の語りが多く,否定的な体験は強く記憶に残っていた. 考察 育児期のバースレビューも出産体験での悲嘆の表出を助ける効果があり,特にハイリスク妊娠・分娩の事例で は,産褥早期から育児期にかけて複数回の援助が効果的である.}, pages = {29--34}, title = {育児期のバースレビュー(出産体験想起)に関する文献レビュー}, volume = {7}, year = {2018}, yomi = {ナカムラ, ミユキ} }