@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001188, author = {中島, 真由美 and 西田, 直子 and Nakajima, Mayumi and Nishida, Naoko}, journal = {聖泉看護学研究, Seisen journal of nursing studies}, month = {}, note = {背景 高齢化の進展は更なる慢性疼痛患者の増加をもたらすと予測される.このような状況のなか,看護師は慢性疼 痛に対する治療・対処法についての知識を整理しておく必要があろう.鎮痛薬以外の方法での介入方法の実施が重要 になると考えられる. 目的 本研究の目的は,疼痛緩和の介入方法の実施状況を明らかにし,さらに介入方法の実施の有無と,効果の認識 の関連を明らかにすることである. 方法 質問紙を用いた郵送による質問紙調査を行った.調査期間は平成24年3 月~平成24年4 月.対象は病床数300 床以上の病院のうち,研究協力の承諾の得られた15施設21病棟で勤務する看護師とした.調査項目は「慢性疼痛に対 し実践している介入方法」14項目について,実施したことがあるかどうかと,それぞれの介入方法の実感している効 果について問い,IBM SPSS Ver.20 .for Windows を用いて分析した.有意水準は5 %とした. 結果 回収数は214部,回収率は43.9% であった.有効回答は194部,有効回答率は90.7%であった.鎮痛薬以外の疼 痛緩和方法に関しては,それぞれの疼痛緩和方法を実施した群は実施していない群と比較して鎮痛効果を有意に認め ていた. 考察 鎮痛薬以外の疼痛緩和方法の鎮痛効果について実感できれば,鎮痛薬以外の方法も実施する看護師が増える可 能性が示唆された. 結論 慢性疼痛の疼痛緩和方法として,鎮痛薬以外の方法をとっている看護師が対象者の半数以上いた.また,鎮痛 薬以外の疼痛緩和方法を実施している看護師は,実施していない看護師と比較してその疼痛緩和方法の鎮痛効果を有 意に認めていた.鎮痛薬以外の介入方法の鎮痛効果に関する教育を受けることにより,疼痛緩和のための看護技術と して実施する看護師が増える可能性がある.}, pages = {1--8}, title = {慢性疼痛における看護師の疼痛緩和方法の実施状況と効果の認識の関連}, volume = {6}, year = {2017}, yomi = {ナカジマ, マユミ and ニシダ, ナオコ} }