@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001178, author = {谷口, 麻起子 and Taniguchi, Makiko}, issue = {23}, journal = {聖泉論叢}, month = {}, note = {臨床心理士の活動領域の1 つとして司法領域が挙げられるが,臨床心理士による鑑定の経験および研究の蓄積はまだまだ少ない.そこで本稿では,筆者が携わったある刑事事件の情状鑑定の流れを振り返り,鑑定における心理士の役割について考察した.まず筆者が行った情状鑑定の目的と方法,実施について述べ,報告書作成,証人尋問の実際について記した.そしてこれらをふまえて鑑定の目的,鑑定の方法,鑑定における心理士の役割について考察したところ情状鑑定においても臨床の基本が重要であることがあらためて確認された.また弁護側・検察側の対立構造に巻き込まれつつも心理士が中立を保つことの難しさや,被鑑定人との関係性を大切にしながらも結果に忠実な鑑定報告を行うことの厳しさについて検討した.}, pages = {121--133}, title = {鑑定人としての心理士の役割について}, year = {2016}, yomi = {タニグチ, マキコ} }