@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001173, author = {脇本, 忍 and Wakimoto, Shinobu}, issue = {23}, journal = {聖泉論叢}, month = {}, note = {キャリアカウンセリングにおける認知行動療法の貢献は顕著である.近年ではJohn Krumboltz の業績が注目されている.キャリア開発と職業選択について社会心理学的側面から社会学習理論を展開し,認知的アプローチと行動的アプローチをベースにしたキャリ ア意思決定プロセスを,遺伝的要因と環境的要因に学習経験と目標課題遂行アプローチを加えて,Planned Happenstance Theory(2004)を提唱した.「計画された偶然理論」とも呼べる考え方である.Solution Focused Approach と同様に,問題解決型アプローチであるといえよう.クライエントが抱える目前の問題発生について,突発的に発生する予期しな かった出来事に対して,それらを計画された偶然と呼び,予定外の出来事は望ましいものだと主張するものである.「ものは考えよう」という言い回しで説明できる認知的不協和理 論の立場から,とりわけ突発的に発生した事象に焦点を当てた理論である. 本研究では,Krumboltz のセッション映像の翻訳を試み,Planned Happenstance Theoryに基づく展開と合理性を検討した結果,セッションにおけるいくつかの発言からそれらの要素があることが確認された.}, pages = {37--52}, title = {Planned Happenstance Theory の展開と実践-Krumboltz セッションの翻訳-}, year = {2016}, yomi = {ワキモト, シノブ} }