@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001116, author = {山口, 隆介 and ヤマグチ, リュウスケ and Yamaguchi, Ryusuke}, issue = {20}, journal = {聖泉論叢}, month = {}, note = {P(論文), 『神学鋼要』Compendium Theologiae は,トマスの著作の中でもあまり研究される事がない著作である。時として神学大全の要約を意味するタイトルを付けて出版される事すらあるが,しかし,仔細に読んでいくと,神学大全で論じられている議論をより詳細に論じているものや,思想的な示唆を与えてくれる箇所などがあり,研究する意義の十分にあるテキストである。 本稿の大部分は,『神学綱要』の未完に終わった第2部第9章の訳であり,『神学綱要』の完成している部分全体を通して最も長い章である。内容は主の祈りの第2の願い「御国が来ますように」についての議論であるが,『神学大全』で同じ願いに言及するよりはるかに長く論じられている。第10章は,トマスが筆を折った箇所であり,何者かによる加筆がなされている。 邦訳がないテキストで大きな議論がまとまっている個所を取りだし,この著作について知る手掛かりを供したい。}, pages = {25--36}, title = {トマス・アクィナス『神学綱要』抄訳(第2部第9章および第10 章)}, year = {2013} }