@article{oai:seisen-u.repo.nii.ac.jp:00001034, author = {山口 , 隆介 and ヤマグチ , リュウスケ and Yamaguchi , Ryusuke}, journal = {聖泉論叢}, month = {}, note = {P(論文), 本稿は中世ヨーロッパ盛期スコラ学の巨人トマス・アクィナス(1225~74)の徳論研究のための研究ノートである。主題として徳論のうちでも節制temperantiaの徳に関する議論を取り上げる。 キリスト教的節制は,日常語で「節制する」という言葉の持つ消極的なイメージを超えて,神の下にある人間という人間のあるべき立場を回復するために,人間の身体における感覚的欲求を理性に従わせるべく馴致し,その馴致によって理性の制御の下に欲求や怒りのエネルギーを発揮させる積極的な徳であることを明らかにする。}, pages = {133--146}, title = {トマス・アクィナスの節制概念(人間学部 , 聖泉大学)}, volume = {16}, year = {2009} }